岩手県某町における成人女性骨密度値の検討
小野田敏行 *1 / 野原 勝 *1 / 勝山 彰 *1 /
栗林 徹 *1 / 立身政信 *1 / 角田文男 *1
キーワード : 骨粗鬆症,骨量測定,集団検診,DEXA法,超音波法
要約
最近、社会の急速な高齢化に伴い、骨粗鬆症への対応が保健戦略上の急務となった。骨粗鬆症検診の需要が飛躍的に高まる中で、骨量測定用の各種機材が提供されてきたが、なかでも二重X線エネルギー吸収法(Dual Energy X-ray Absorptiometry : DEXA)による骨密度測定装置が精度、非侵襲性などに優れることから、我々は同装置を導入し、野外における集団検診法を設定、実地にて検診を施行し一定の成果を得た。